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あの「焼肉ライク」が、デリバリーで大成功!〜既存の販路を超え、新たな販路開拓を実現した方法とは!?〜

あの「焼肉ライク」が、デリバリーで大成功!〜既存の販路を超え、新たな販路開拓を実現した方法とは!?〜
焼肉ライク 経営企画担当 北澤様、大森西口店 店舗責任者 笠原様

焼肉ライク 大森西口店 様
店舗数:89店舗
導入日:2022年02月〜
POINTS
導入ポイント
4つのデリバリーサービスの受注がdelicoで完結
わかりやすいデザインで直感的操作が可能
安心感のあるカスタマーサービス
2018年、東京・新橋に1号店オープン以降、1人焼肉が楽しめる新型ファストフードとして話題を集める「焼肉ライク」様。1人1台の無煙ロースターを使って好きな部位を好きなだけ食べられるスタイルが好評で、着実に成長を続けています。メインの肉はチルドを使用しており、提供するお米も岩手県産のひとめぼれ(*新潟のみ魚沼産のコシヒカリ)を使用。内装も木目調での優しい雰囲気を重視し、女性のお客様も入店しやすくリピーター率も高いといいます。 今回は、「焼肉ライク」の経営企画担当である北澤様と、「焼肉ライク 大森西口店」店舗責任者の笠原様にお話をお伺いしました。
キッチン区画を受注端末が圧迫し、現場負担が増加
ーまずはじめに、「焼肉ライク」がどのようなブランドかを教えてください。
北澤様:
焼肉ライクは”1人1台の無煙ロースター”を導入し、お客様のペースに合わせて好きな部位を好きなだけ自由に楽しむことができる焼肉ファストフード店です。
「1人でも色々な部位を注文できる」、「提供3分以内だから時間に余裕がなくても行ける」「580円から焼肉セットが食べられる」といった焼肉の常識を覆す、まったく新しい焼肉の楽しみ方を提供しています。
注文はタッチパネル、卓上にはセルフのウォーターサーバーを設置、お会計もセルフレジで全て自分のペースで焼肉を気軽に楽しめます。また、無煙ロースターの為、換気能力も高く、臭いを気にすることなくご利用できます。
匠カルビ&ハラミセット200g (テーブル席では2人に一台のロースターもございます。テーブルの仕様やお会計は店舗により異なります。「焼肉セット」はタレ・タマネギ込みのグラム表示です。画像は全てイメージです。)
ーデリバリーの導入のきっかけや課題について教えてください。
北澤様:
コロナ禍への対応として、焼肉ライクでもテイクアウトやデリバリーの導入を決定し、試行錯誤を続けてきました。この中にはさまざまな苦労がありました。例えば、冷めてもおいしい商品開発はもちろん、デリバリー等に対応するためのキッチン区画を確保することや各種オペレーションの再検討、テイクアウトやデリバリー、そしてイートインそれぞれで異なる顧客層への対応などがありました。
特にキッチン区画については、イートインを前提としていたために、デリバリープラットフォームサービスを提供する大手4社の導入後、受注端末が区画を圧迫したほか増加した受注端末の操作による現場負荷の増加が課題となっていました。
直感的操作が可能なdelicoの導入で、キッチン動線の課題を解決
ーdelicoの導入のきっかけについて教えて下さい
北澤様:
複数社の受注タブレットの運用は、導入したサービスによっては、注文などを受け付けるための表示内容や操作方法が異なったためにスタッフの動線が乱れてしまうことや注文の優先順位がバラバラになってトラブルになるケースもありました。これらを解決するためのソリューションも一度導入しましたが、一部のプラットフォームサービスが連携できず、本質的な課題解決には至りませんでした。各社で品切れなどの操作方法が異なったり、調理の優先順位も煩雑になったりと、現場ではスムーズなオペレーションが出来ずに、大変苦労がありました。
そこで、各デリバリーサービスのオーダーが1台のタブレットで受注でき、オーダーもプリント印字されて調理の順番も誤ることがなくなる、一元管理ツール「delico」の導入を決定しました。
ーdelicoの導入後の効果は如何でしょうか。
北澤様:
以前に導入した他の一元管理ツールサービスでは、顧客対応がチャットしかなく、なかなか返信が得られないなどの不安がありました。delicoはLINEや電話で問い合わせても迅速に応答してくれるため、安心感があります。デザイン面でもわかりやすいところにボタンが配置されており、直感的な操作が可能で、不慣れなスタッフでも理解がしやすいことも魅力です。受注と同時にプリンター印字で注文内容が現場に共有される点も素晴らしく、オペレーション工数の削減にもつながっています。また、delicoは顧客のチャネル別の売上管理やプラットフォーム別の分析が可能なため、これらのツールをより上手く活用し、今後の収益拡大につなげたいです。
そして、現場課題の解決によって新たな領域の開拓に向けた動きも起こっています。その1つが、テイクアウトやデリバリーを主軸に据えた地域への進出です。これまでは駅近くの繁華街への出店を実施してきましたが、住宅地に近接する地域への出店として2021年12月に大森西口店(東京都)をオープンし、さらなる販路拡大に向けて歩みを進めています。
「焼肉ライク 大森西口店」の店舗責任者である、笠原様にもお話を聞いてみました。
ー店舗でdelicoを導入して、デリバリーのオペレーションに変化はありましたか?
笠原様:
大森西口店は、現在ではデリバリー売上が好調な店舗でありますが、delico導入前はデリバリーの注文が入ると、オーダー情報を端末から伝票番号やメニュー手書きで書き写して管理するというオペレーションで、調理ミスや受け渡しのミスにつながっていました。delicoの導入により、注文伝票が一枚にまとまって印字されるので、ミスが大幅に減少し、またデリバリーのオペレーション負荷が半減した感覚があります。提供時間も早くなり、時間管理もしやすくなったので、顧客満足度と同様に従業員満足度も上がっていると考えております。
ー最後に、今後の「焼肉ライク」のDXについて考えていることを教えて下さい。
北澤様:
「焼肉ライク」は、今後はより「ファストフード化」をすすめていき、そのステージでのブランド認知力でナンバーワンを目指し、また焼肉屋として生産性を上げていくためにも、あらゆる顧客接点のDX化を今後は進めていきたいと考えております。
その中で、delicoを開発したフードテックキャピタル社が考える、「飲食産業をテクノロジーでもっと進化させる」というミッションも「焼肉ライク」の世界観に通じるものがありますし、何より店舗に寄り添うカスタマーサクセスのサポート体制の充実さからも信頼をしており、今後も両社で協力しながら飲食DXを進めていきたいと考えております。